イタ飯と、お洒落イタリアンのあいだ@No Menu(シンガポール)
私の中では好きなイタリアンと、そうでないイタリアンがある。後者から説明すると、それは小皿がたくさん出てきて、前菜はレンゲ一杯の創作系。パスタは1口でいけてしまうくらいのポーションで、デザートからは煙が出てきちゃうような、あのタイプの洒落た感じ。デートで行ったとしても落ち着かないし、とにかくお上品すぎる。
私が好きなイタリアンは、簡単にいうとイタ飯。王道でシンプルな味付けに、お腹いっぱい食べれるサイズで。カジュアルで家庭的なお店がいい。ここからは妄想だけれど、ちょっと大柄で、声の大きい店主がいて、テーブルクロスは赤のギンガムチェックみたいな。だいぶ王道な感じだけれど。そんなお店が心地よいかな。
シンガポールのイタリアンについて、私の中でベスト3があるのだけれど。そのうちの2件はイタ飯タイプで、もう1つは『イタ飯と、お洒落イタリアンのあいだ』と勝手にジャンル付け。それがオフィス街から一本入った、レストラン通りにある老舗No menu
店内はまるで美術館、でも陽気な家族経営でいつも満席な店内は大賑わい。みんな飲んで、食べて、心地よい騒がしさのある空間です。
ちょっと落ち着いて話をしたい、大事なデートの日などは少しトーンダウンした2階がおすすめ。個室もあるので、カジュアルな会食にもおすすめ。
No menuといっても、メニューはあるのでご安心を。ただアラカルトより、色々試せるお任せコース(SGD90−100程)がおすすめ。満足するポーションで出してくれます。ランチも同じメニュー・金額なので、ディナーで行くのが好き。
塩が効いた焼きたてのフォカッチャは手が止まらなくなる美味しさ。付け合わせのピリ辛いイタリアン風肉味噌?がこれまた悪い仕事しています。
前菜は冷菜と、みんな大好きブラッターチーズ。
この日のパスタは海鮮とトマト、ボロネーゼ、それにサフランのリゾット。このシンプルなリゾットは本当におすすめ。なんでこんなにシンプルなのに美味しいんだろう。3種類でこの量だと、味比べにちょうど良しです。
メインはお魚とお肉から選べます。お魚のレモン絞る用のデザインに、なんだかキュンとしました。
デザートもしっかり、程よく3種類。パンナコッタとティラミス、りんごのケーキ。全部はなまるな美味しさ。
食事もシンプルでいて美味しく、お洒落な店内も飾らず過ごせる空間を提供してくれる。気さくでサバサバしたオーナー家族の接客は素晴らしく、私は仕事でもよく利用しています。もう先月は会食で4回ほど、アレンジをお願いしました。飾らない雰囲気が男性にも、好印象のよう。わがままな会食オーダーにも対応しくれるし、味・雰囲気と本当に信頼しているお店。
でも、次はデートで行きたいな。
イタ飯と、お洒落イタリアンのあいだ。そんなデート。
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