コーヒー片手にオトコの話 / ネイルにうるさい男
以前シンガポール人の彼とお付き合いしていたことがありました。好きでしたよ、彼のこと。ありきたりな言葉ですが、文化の違いは本当に大きな壁です。でもシンガポール生活で彼がいたことは大きかったし、感謝しています。シンガポールのことも、たくさん学びました。でも、もう時効だと思うので、ベラベラ喋らせてくださいな。
世にも恐ろしい、男子力の話。 今日のカフェはPenny Universityイーストコーストで有名な海老ヌードル屋さんの並びです。カフェ自体は普通ですが、アボカドチーズケーキとか、紅茶味のケーキとか。日替わりケーキ、ついつい食べちゃうんです。
それは私がなんとなく送った女友達とのランチ写真。そもそも海外の人って写真送り合うの好きですよね。欧米系の方は自撮り多め、シンガポール人は食事写真多めな気がします。そんなもんで、さりげなく私が送った一枚。
自分のサラダランチを撮ったもので、そこに私の友人(Aちゃん)の手先が少し写っていたんです。いつものように送ると即返信が。その第一声がホラーでした。
『なんでAちゃんは、ちゃんとネイルしていないの?』
本当にビビります。チビります。
彼の着目点は私でもなく!私のランチでもなく!写真の枠にわずかに写り込んだ私の友人の手!!手先!!!
咄嗟に理解ができず、自分が送信した写真をズームすると確かにAちゃんの綺麗な真っ赤なジェルネイルの角がハゲています。でもパッと見はわかりません。
そう言えば、私の元シンガポール彼氏はネイルだとか美容によく気づく人でした。なんでYOUはネイル行かないの?とかこういう髪型が似合のにとか、さりげなく使っていたヘアスプレーの香りも変われば気づく人です。
でも、そもそもシンガポール男性って美容に積極的な人多くないですか?積極的と言うのは、美容にお金を使うことに肯定的と言うことです。
日本人の男性って女性が美容にお金をかけることに、良い顔する人はそう多くないと思います。美容代に後ろめたい気持ちを持っている日本人女性も多いはず。
ところがどっこい、シンガポール男性は、綺麗でいるためならお金をかけてもオッケーラー、むしろお金で解決ならラッキーラーと思う人が多いようです。
なのでシンガポールの美容院、ネイルサロンはどこも繁盛しています。特にネイルサロンはどこも大盛況。セルフネイルをしている人はほとんどおらず、学生から、50代くらいの方まで皆さんジェルネイル。
で、思ったんです。シンガポール人って人の手を借りて美を得るんです。
日本人ってセルフネイルから始まり、美容に関しても器用。メイクも美味いし、町中みんな髪も綺麗に巻いたりアレンジしているじゃないですか。人の手は借りないけれど、スキンケアとかメイク道具にお金をかけて、自分で研究して、自分で頑張る。
シンガポール女子、できませんよ。
スキンケアも、メイクアップもしない。持ってない。知らない。いつもスッピンで半パン、ビーサン。でも月一のネイルサロンは欠かさないし、フェイシャルも通っています。なんなら年間でパッケージ購入している。毎月フェイシャルに通っているなんて、日本でいうと叶姉妹かよってなりますが、シンガポールでは普通です。私のシンガポール人同僚もみんな通っています。パッケージ買いして通っています。
ちなみに私の元カレ母も、エステ年間パッケージで通っており、彼も母に同行して行ってました。それが原因でデートが延期になった時は、行き場の無い怒りを鎮火させるのが大変でした。
そんなこんなで、私もシンガポールに来てからネイルを始めました。パッケージで買っています。ネイルサロンに通わない彼女なんて、彼にとっては宇宙人だったのでしょう。少し口うるさいですが、いつもニコニコしてネイルサロンの送り迎えをしてくれたことは感謝です。手先にも気を使うということを、教えてくれたことも感謝です。そんなオトコの話。
他シンガポール情報はこちら❤次回、おすすめネイルサロンの話もしますね。
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